ゆきえさんから、ツバルの人ってどんなくらしをしているのかしら、とのお言葉を頂いたので、記憶と自分のノートを元に書いてみようと思います。
ツバルです。この国の人々は、サモアから2000年くらい前からこの地へきたのですって。
自然の中で、人々は自給自足の生活を送っていました。
自給自足だから、働くとは、自分たちの食べ物をとること。それが仕事。海でその日に家族が食べるだけの漁をして、畑でタロイモを育てて食べて、あとはダンスなどをして楽しみます。南の島のカメハメハ大王のようです(笑)
なので、まず食べることが大事。生きていくことが大事。例えば、とりたての魚を、海水でさばきます。ココナツの白い果肉を魚にはさんで食べると、魚臭さがなくなるんですって。暑いので、海に体をつけたまま、食べるというのが、ツバルのファーストフード。
ツバル人は立ち泳ぎのスタイルのまま、8~10メートルは素潜りできるので、もりで魚をついてとる。近年は、モーターボートで網を引いてマグロなどをもつります。
20人くらいが一家族になっていて、一家族が食べるくらいしか魚はとりません。たくさんとれたら近所に配りますが、乱獲しないので、魚が採れなくなるということはありません。
ココナツ椰子の実のジュースが飲める。茶色になると、割ると白い実がとれるとココナツミルク
茶色の中身は煮たり焼いたりして食べられる。殻は乾かして、マキにする。
島の人は器用な手さばきであっというまに、椰子の葉でカゴを編み、買い物にも使いますし、パーティーの時の食べ物を入れる器としても重宝します。使えなくなっても、燃やしたりしないで、畑に捨てるのです。そうすると、それが土に戻って椰子を育てる肥料になるのです。
そして、何をするにも楽しむという文化が根付いています。なので、島の人達はダンス競技会などをして楽しみます。競うというより、ダンスすることそのものを楽しむのだそうです。
ツバルのひとびとの生活からは、CO2は出ないのです。そして、ゴミというものもでない。みんな循環している。ある意味江戸時代の日本と同じだ~!と感じました。
ココをみて頂くと詳細がもっとよく分かります↓
http://tuvalu.site.ne.jp/
そんな生活にがかわってきたのは、温暖化による海面上昇で
珊瑚の上に、土ではないけれど、堆肥が土になったような層があり、そこで作物は育つのですが、海面上昇によって、地面から海水がでてくるようになってからは、水が引いても塩が残るため、作物がそだたなくなり、タロイモは20~30年まえからは作れなくなっています。
そうなると、自給自足ができなくなり、外国からの輸入品がはいってきました。が、それらには、ビニール製品を始めとした様々な土にかえらないゴミがでてきました。島には焼却炉などはなく、それを作る設備もないため、(重機なんかもってこられないし)島の一カ所にゴミの山となって捨てられています。ゴミ問題は深刻です。
年々大潮の時の潮位はあがって、50年ほど前までは真水もでたそうですが、それ以後はでないので、今は水は雨水。雨が降ると、まず洗濯物を入れて、次にバケツをあちこちにセッティングし、そして、自分の体を洗う(シャワー)します。
ツバルの人達の暮らしを学んでの究極の判断ポイントは、「それがないと生きていけないか?」
です。これは、強烈ですが、一度ここに立つと、いらないけど、なんとなく手にいれているものが、見えてくる気がします。
私は、結構、沢山ストックがあると安心するタイプの人だったんです。収納場所を沢山つくることで、家の中が整理できると最初は思っていたのですが「自分に本当に必要な適量」というのを、環境問題に取り組むようになってようやく考えるようになりました。
この「それがないと生きていけないか」は、
食べることだけではなく、精神的な部分も含めてですので、例えば、聖経・聖典は絶対欲しい!ということになります。でも、洗剤は、トイレ用・風呂用・洗濯用・食器用、など事細かに別のものが必要か、着替えはそんなに沢山必要か、コンタクトレンズと眼鏡は両方ないといかんのか、と、もっているものやこれから買おうとしているもの、ひとつひとつに問いかけることができます。
何となく路上でうけとるティッシュペーパー、こんな質のよいものを無料で配布しているのは日本くらいだそうですが、これを受け取る人がいるから配られる。何となく頂いていましたが、自分の生活習慣を見直すために、本当になくて困っているとき以外は貰わないようにするようになりました。
ミスター○ーナツなどのお店でもサービスとして紙ペーパーなどがついてきますので、「ゴミになるので、つけないで下さいますか」と、申し出ます。店員さんに「つけるのがサービスだとは限らない」と認識してもらえるチャンスだからです。
頂いたものでも、家に同じ用途のものがあったら、その新品をだれか使って下さる人にお渡ししたらいい。
今までの習慣を見直して、実はそんな当たり前のことがやっと、できるようになりました。
便利と手軽さに心が向いてどんどん物をもったけれど、かえってその整理整頓ができずに振り回されていると感じるようになっていた私には、ツバルの人達の生活が、古いようで、実は一番人類の最先端先をゆくのではないか、などと思ったりもします。
服のことだけ考えても、沢山もっていると場所もとるし、メンテナンスも大変だし、衣替えも手間どるし、その場所と時間をもっと有効に使いたいと考えています。
買わない、のでなく、本当に必要なものを、長く使えるモノを、自分が大切に使いたいと思う物を、高くても側に置いて生活できるスタイルにしていきたいです。
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